『炎の体育会TV』(ほのおのたいいくかいティーヴィー)は、2011年10月10日からTBS系列で放送されているスポーツバラエティ番組。通称は「体育会TV」。
概要
スポーツのできる男性お笑い芸人が女性プロスポーツ選手と、ハンディキャップや変則ルールを設けてスポーツで対決する。スタジオでは数名のゲストパネラーが、その勝敗を予想する。
過去に2011年1月11日の21:00 - 22:48枠と、同年7月3日の19:00 - 22:24枠で『美女アスリート総出演 炎の体育会TV2011』と題し特別番組として放送されてきたが、同年10月10日より『世紀のワイドショー!ザ・今夜はヒストリー』の枠移動による後番組扱いで月曜19時台でレギュラー放送化されることが同年8月31日に決定した。
またTBSでのスポーツバラエティ番組は『黄金筋肉(ゴールデンマッスル)』以来、約7年ぶりに設置される。更にTBSの月曜19時枠は、前番組『ザ・今夜はヒストリー』の様に関口宏が司会をする番組が放送されており、関口司会の番組が放送されないのは2009年4月-2010年3月放送の『総力報道!THE
NEWS』(平日帯)を除けば、1979年3月までの『YKKアワー キックボクシング中継』(前半)と『ブラザー劇場 コメットさん(第2作)』(後半)以来、実に32年半振りである。
キャッチコピーは「勝てんのか!?」。
レギュラー版初回となった2011年10月10日の放送は、放送時間を30分拡大・前倒しして18:30 - 19:55から放送。夕方のニュース番組(『Nスタ』など)は30分繰り上げて放送された。
2012年10月改編より、当枠に『私の何がイケないの?』が放送される上、水曜19時台に設定されていた1時間分のローカルセールス枠も当枠へと移行してくるため、同年10月13日放送分より、土曜19時台に移動することになった。『筋肉番付』とその後続である『体育王国』以来、TBSのこの時間帯に9年ぶりにスポーツバラエティ番組が復活することとなった。
また、土曜夜7時移行後はかつて「筋肉番付」などで行っていた9エリアゲームが復活する。
出演者
司会
- 基本的にはスタジオで進行を務めるが、競技に参加する場合もある
- 今田耕司(特別番組では「コミッショナー」と名乗っていた)
- 雨上がり決死隊(宮迫博之・蛍原徹)
進行アナウンサー
実況アナウンサー
- 初田啓介(TBSアナウンサー)
- 藤森祥平(TBSアナウンサー)
- 矢野武(フリーアナウンサー)ほか
スタジオパネラー
基本週替わりで5-6名出演。出演頻度が高い人を記載する。
- 勝俣州和(ほぼ毎週出演している)
- 武田修宏
- 宮崎大輔
- 内藤剛志
- 古田敦也
- 杉山愛
- 東尾理子
- 高橋尚子
- 小島瑠璃子
- 片岡安祐美ほか
また子役タレント(熊田聖亜、本田望結等)がパネラーとして出演する回もある。
ナレーター
格闘技以外の芸人VSアスリート競技
こちらの競技はVTRで行う。
- 芸人3人からなる「蛍原軍」と女子プロゴルファー1人が対決する。対決種目は「チップイン対決」「超ロングパット対決」「バンカーショット対決」など3種目で対戦。種目によって、カップインするまで交代で打つPK方式と、一発勝負でカップまでの距離を競うニアピン方式がある。
- スプリットクラッシュボウリング - 岡田圭右(ますだおかだ)、チャンカワイ(Wエンジン)、マギー審司ほか
- 芸人3人と女子プロボウラー1人が対決する。倒すのが難しいピンの並び方(スプリット)をPK方式で倒す。企画開始時点より「ボウリング革命 P★League」からの参加者が多く、解説も同番組チェアマンの中山律子が勤めていたが、2012年3月頃から正式に「Pリーガー」達との対決企画となり、岡田が「現時点で登録されているPリーガーを全員倒し、最後に中山律子と対決する」という目標を立てた。なおその宣言から、岡田は倒したPリーガーの数だけ星のバッジをつけるようになっている。
- フリーキック対決。
- 藤巻紗月と芸人が一騎打ちを行う。
- ハードルの数がアスリート5つ、芸人1つ。
- 1500m走、障害走、クロスカントリー - 猫ひろし、もう中学生、ワッキー(ペナルティ)、森脇健児ほか
- アスリートは1人で走るのに対して、芸人は3人1チームのリレー方式。なお複数のチームが出場するので、芸人チーム同士の順位争いも生じる。
- 5射ずつ行い、的中数に関係なく「中心に近い」位置に当てた方を勝利とするニアピン戦。(通常の弓道では的中した位置による得点の違いなどはなく、的中数だけで競う)
- BINGO・バレー - 宮迫、トータルテンボス、ニューロマンスほか
- Vリーグの選抜チームや各国のナショナルチームと「宮迫軍」が対決する。芸人側のコートに1-9までのマス目が描かれており、アスリート側は、狙ったマスに落としてビンゴ達成を狙う。6球以内にビンゴを一列以上達成できればアスリートが1セット獲得、6球でのビンゴを阻止できれば芸人が1セット獲得。3セット勝負。芸人チームはボールをコート外に出せば良く、相手のコートに打ち返す必要はない。
- 野球の得意な芸人軍が、ソフトボールの強豪と対戦。
- 攻撃の際は、相手側のルール(塁間・フェンスの距離や、ピッチャーの上投げ・下投げの違い)に従って攻撃を行う。更にアスリート側のハンデとして、芸人側のランナーを出すまでは投手はストレート中心で投げなければいけない制限がある。
など
それ以外の競技
- アスリート・芸人がサッカーのペナルティキックで、自動制御で180度回転し、90%以上の割合でシュートを防ぐロボットキーパー「コージくん」の攻略に挑む。シュートを決められれば、今田から自腹で賞金10万円が贈られる。
- コージくんは当初、顔部分を今田の顔を立体的に再現した事が仇となり、顔の重さにより機動力が低下する、そもそもミスキックで顔部分を破壊されるなどの欠点があった。その後、顔部分を書き割りにして軽量化するなどの「改良」を加えたコージくん2が登場。これを現在攻略したのは一人だけである。
- 小学生10人1チームの、タイムトライアル競技。
- 一輪車に乗った10人が手を繋いで横並びとなり、200mトラックを一周するタイムを競う。
- 繋いでる手が離れた、転倒、足を着いた場合は、その位置から走り直す。